毎朝ジョギングをしているうちに、踵に鋭い痛みが走るようになった、久しぶりに子供とサッカーをしたら、土踏まずが炎症を起こしたように痛んだ等、このような経験をしたことのある方もいるはずです。もしかするとそれは、足底筋膜炎かもしれません。
足底筋膜炎は、踵の骨あたりから足の各指へ向けて、放射状に拡がる繊維組織の束が、特定の原因によって炎症を起こしている状態を指します。この繊維組織の束が足底筋膜です。
足底筋膜炎の原因については幾つか考えられますが、最もよく知られているのが、足裏に大きな負荷をかけすぎることです。この状態が長期にわたり続くと、足底筋膜を形成するコラーゲンの組織を損傷し始め、やがて重大な痛みとなって発症します。
特に前述したジョギングやサッカーのように走り回るスポーツでは、繰り返し足裏に大きな負荷やダメージが及びやすく、足底筋膜炎を発症するケースが少なくありません。またこのようなスポーツではなくても、仕事や家事など日常生活の中で足裏に負担のかかる動作を繰り返せば、やはり発症するリスクは高まります。
具体的な症状については、起床時や運動始めの一歩目で踵内側にピリッといった痛みが走る初期段階。そのまま放置すれば、どんな時にも動くだけで痛みが長期的に続いたり、刺すような深刻な痛みへと移行します。
当グループでは手技・矯正・鍼灸・整骨・電気などの幅広い治療メニューをもとに、患者さまに最適な治療を計画します。
患者様の日々の生活やお仕事などの背景を見据え、痛みが再発しない身体作りをお手伝いしますので、足底筋膜炎でお悩みの方は日本セラピーグループへご相談ください。